好きという感情が最強。
「これがないにもかかわらず幸せである」
鬱病者の考え方はこの真逆で「自分にないものを、自分の幸せにとって本質的なものと考える」とアーロンベックは言う。
「これがないから、幸せになれない」
わたしは鬱病ではないけど、双極性障害Ⅱ型だから、どうしても後者の考え方になる。
無いものに意識が向くと、あるものに意識が向かなくて、なにも持っていない自分となんでも持っている他人を見ると、羨ましいのと同時に、「わたしには手に入れられないものだ」と、とても惨めな気分になるんだ。
百害あって一利なしな思考。
比べて不幸になるぐらいなら幸せそうな他人をみたくはない。そんな情報は要らない。
客観的に見て、わたしは決してなにも持っていないわけではない。
安定した職に就いてるし、友達もいるし、舞台やミュージカルも行くし、創作活動という趣味もあるし、生活も満足している。
なのに、わたしはないものに意識が向いて、人に言えるそれなりのイベントがない。と、思ってしまう。
隣の芝生は青い。鮮やかな青で自分の場所を見たときただただ漠然と立ち尽くす。なぜ、こんなにも違うのかと。
同じ青にしなくてはいけない。その青がわたしにとっての幸せなのかもわからないのに、その青に近づけようと、少し手を付けては見るものの、どうしてもその青にはならなくて惨めになる。
ないものを羨んでも幸せにはなれない。
どうやったら、「これがないにもかかわらず幸せである」と思えるか。
マズロー心理学でいう「フロー体験」が鍵だと思うんだ。
そのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中していて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神状態。
自分の「好き」に浸る。
好きという感情が最強で、羨ましいと思う感情より自分らしいもの。自分らしいままが幸せのはず。
考えすぎはいけないね。
考えすぎるくせに、創作するキャラクターは好きなことにまっすぐ忠実だったりするんだよ。
あれも自分の一部な癖してね。
あ。
あまり言ってきませんでしたが、その、最近多いので…。
拍手、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
- 関連記事
-
- カリーっていいよね。 (2018/04/13)
- 好きという感情が最強。 (2018/04/08)
- 生誕 (2018/02/21)