アスタリスク*

婚活鬱という言葉を知っているだろうか
わたしがそれになったのは2014年

そういえばなんで年が明けたら、おめでたいか知っているかい？
あれはね、昔１人１人でお誕生日に歳食うんじゃなくてね、元旦に年を数えてたからなんだよ
数え年っていうだろ？
つまり、年が明けて皆１年ちゃんと生きれて、よかった、おめでとう。なんだよ
だから喪中んときはおめでとうとは言えないわけ
婚活女子にとって年を取るのはめでたくない


婚活鬱。もちろん診断書がでたわけではない。自分判断
婚活してから４年目。一向に彼氏は出来ない
その前に誰かを好きになると言う事があるのだろうか…？
もっと婚活歴の長い高校の時の同級生はめげずに前向きに婚活を頑張っていて、わたしもそれに便乗した
異動先の婚活女子達は、わたしに婚活パーティーの申し込みや合コンのセッティングを頼んできた
これがどういうことか
活動回数が必然的にとんでもない回数になってしまうのだ

婚活パーティーで何度カップリングになったか覚えていない
カップリングになったものの連絡が来なかった人も結構居たと思うが連絡が来ても、えっと…どこの婚活パーティーであった人だったかな…？同コンだっけ？って状態だった
誰も記憶に残らないのだ
今まで成果がなかったのは、たまにしか婚活してないし。で言い訳できたが、こんなに回数をこなしてもそれらしい人が出来ない
異動したばかりだと言うのに、就活を始めたのは、婚活もろくに成果がないのなら、とりあえず仕事だけでも安定しなくては、という焦りからだった
当時、正規雇用では無かったから
母親に皮膚がんの疑いと同時に心臓の異常が見つかったのも、わたしのそれを手伝った
わたしも心臓に少しの異常があるし、遺伝的に母にあってもおかしくはない
母もわたしも年を取ったんだなと思った
婚活して結婚しても妊活がある
わたしは子供を産めるだろうか…？
それ以前に誰かに本気で相手をしてもらえるのだろうか…？
いやいや、それ以前にわたしは誰かを愛せるのだろうか…？
無理かもしれない、だとしたら仕事はせめて安定を…
そればかりがぐるぐる回っていて、リアルに飲まれていた
たしかこの頃からツイッターで「婚活嫌だ」を連呼するようになっていたと思います
嫌なのにしょっちゅう呪われたように婚活に行く
少しでも癒しをと思い婚活パーティー後に、必ずご飯に行く
街コンの場合、美味しそうなカフェを会場にしている所を選ぶなど、自分にご褒美をあげていました
そんな中、漫画の〆切を２つも抱えてみたりしたのは、精神安定剤代わりだったと思います

そんなふうに色々して考えてたけど、婚活仲間はみんな前向きなので、婚活が嫌だとか言えませんでした
唯一ツイッターだけでした
そんな中、わたしは１つの単語に出会っていました

「Aセクシャル」…恋愛感情や性愛を持たない人を指す

そういえば、昔彼氏がいたけど、好きだったのかなぁ…？
浮気男（２年で４回）
そこから疑いに掛かる程衝撃的な単語

運悪く、セクハラを受ける回数がずば抜けて上がって、嫌悪感を感じる回数が増えていきました
相手は好意でちょっかいを出して来ていたのかもしれないけど、すべてが嫌悪感に変わっていました
婚活が嫌、男は気持ち悪い
当然と言えば当然。嫌でも焦りから今までの数倍の婚活をこなしていたんですからね
回数的に月に３～４回


婚活のし過ぎには注意しましょうね
とても疲れます

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