「古事記転生」
作者のサムさんは、古事記の内容を超考察している知識てんこ盛りな方なのですが、この本は神様の行動に独自に解釈を加え、ストーリーは現代も巻き込むラノベ感満載な作品になっていました。
ベースになっている古事記のストーリーはネタバレもへったくりもないけど、ラノベ要素の所はネタバレしないような感想文にするね。
結局古事記の本なのか? って?
神話と歴史と自己啓発とスピリチュアルが良い感じに融合されたラノベです。
古事記好きとしては、少し物足りないかな。神様どさどさ出てこないし、わたしの大好きな謎多き菊理姫神カットされてたし。笑
あぁ、でも、大国主命が更に大好きになりました。毎年初詣は大国主命ってぐらい大好きな神様ですよ。
わたし、古事記の国譲りの話で、天照大神ってクッソ自分勝手だな。って、思ってたんだよね。
だって、大国主命が造った地上の国が良い感じなものだから、これわたしのじゃない?? って、なんでそうなる?
色んな手をつかって、地上を手に入れようとするんだけど、大国主命がその刺客達を次々と仲間に引き入れてしまうんだ。
それに怒った天照大神が武力行使してきて、争いが嫌いな大国主命は息子達が良いというなら譲るって事になるんだけど、そこから人間が特別な世界が始まっていくんだ。そこが天皇家のルーツだからね。
この小説では、なぜ所有したがる? って疑問を投げかけてる。わたしもそこが気になってた。
もし、ずっと大国主命が、大国主命の息子達、子孫達が、国造りをしていたら、争いはなかったのかな。自然と共に生きてたのかな。
争いがないということは、今の発達した日本もないのだろうな。けど、その代わり、心は豊かだったろうな。
感想はこの辺で。
自己啓発要素もあるから、今の自分を見つめ直したくなった。
繰り返し起こる出来事だとか、感情とか、思考とか、ありますか?
それが人生の課題に気付くきっかけ。
これ、比較的、どの自己啓発本にも出てくるけど、本当にメッセージの強い物は、恐ろしく繰り返されるんだ。
その課題をクリアするまでね。
それが、どんな課題なのか、気付くのには、本をいくら読んだところで、分からないけどね。自分が分からないと意味が無いから
。自己啓発本はあくまで参考書だ。
最近繰り返していることは、まぁ、思考なんだけど。よく……
「どうして自分ばっかり……?」と、よく思う。
よく仕事で教える側の立場になるんだ。しかも、初めましてな人ばかり。
人当たりがよく見えるようで、しゃべり方も穏やかだから、丁度良いと言われる。
それは本音ではないだろう。周りの人達は、嫌がってしない。面倒なんだろうね。時々、謝って来られるよ。任せてゴメンって。
それで、教えている最中は回りから好奇な目で見られる。そんなに気になるなら、教育係すれば良いのにね。
ふと、思う。わたしだって面倒くさいよ。特に、愛想良くすることは。
自分ばかりと思うのは、比較しているのだろうな。羨ましいと思うところばかりと。
「あぁ、また、マイナス言葉」
本当に体調が悪いなら、病院に行けば良いと思うんだ。それなのに、今日は~が痛い。見て見てとわざわざ不調な所を診せに来る。なけけないね~と大きな独り言。そしてため息。
わたしは、医者では、ない。
逆に聴覚過敏で耳栓せずに寝たら夜中10回以上起きる話をしたら、普通そんなもんじゃない? って謎のマウント取られてたわ。
そうですねー。わたしよりストレスとかあるから、わたしよりどこでも身体悪いんですよねー。へー。ってなったわ。
多分コレは、わたしが、マイナス言葉にフォーカスして聞きすぎてる。フォーカスする言葉を変えれば、気にならなくなるのか。
それ以前に、身体が痛いことは、悪いことじゃない。悪いところを身体が教えてくれてるんだから。という、身体への感謝が足りていないという事なのか。
そうそう、昨日、献血に行ったら貧血で献血出来なかったんだ。皆さんもご自愛ください。
球体思考。色んな角度から見てみる。極端に二元的に考えない。
ここは靈氣と考え方が似てた。靈氣も二元論とか説明されるから。
昔は繰り返される事柄は婚活関連が多かったな。
浮気回数のすさまじさや、会う男がことごとく嫌いになる。好きになる前に。
婚活を辞めてからは、一切そういうことが無くなったし、じゃぁ男が嫌いかと言われると、職場の男性がみんな優しいの。今現在全員優しい。全員から下の名前で呼ばれるぐらい、親身に接してくれる。
異性としてではなく、それなりな距離感で人として接するのが良かったのだろうな。
時々、変な方向に疑う人もいるけど、わたし、プライベードと仕事は、混合出来ませんからね。隠し事が多すぎて。笑
とても、簡単に読めるし、繰り返し読んでも苦にならない良い本でした。
自己啓発本読みたいけど、同じ事ばっかり書いてあって飽き飽きしている方にお勧めです。緩く読めます。
それでは今回はこの辺で。鈴來でした。
テーマ : スピリチュアルライフ
ジャンル : 心と身体