すぐに感情移入してしまうから、悲しい出来事や鬱展開の創作物でも、まるで自分に起こってるように感じてしまって気分がどん底まで落ちる。
当人がわたしと同じように感じているかもわからないのにね。
先日、親族が亡くなり、葬儀に参列してきた。
あまり接点が無くても、配偶者や兄弟、子、亡くなった人に感情移入してしまうんですよね。
入り込みすぎると身が持たなくなるのは、分かってはいるのだけど。
親を失うとは、どれだけの絶望だろう。
兄弟を失うとは、半身が無くなるようなものじゃないだろうか。
配偶者を失うことは、想像できないが、辛いのだろう。
こうして、生まれてきたときに与えられた、親族や家族を失っていくのか。
最後、一人になったとき、わたしは、喪失感と孤独に耐えられるだろうか。
そんな感情移入から救ってくれたのは、死をよくわかっていない、手を繋ぎたがってくる3歳の甥っ子だった。
何かを感じ取ったのだろうか。
誰かが亡くなるたび、結婚を考えた方がいいと言われている気がしてしまう。
葬儀屋の女性に「お子さんはおいくつですか?」と聞かれた。この子は甥っ子。
残念だけど、誰もわたしを拾ってはくれないのだ。
きっと、神さまが誰かが、一人で耐えられるだろうと、わたしを独身のままにしているのだろう。
それとも、結婚に耐えられないのか。
どちらにしろ、孤独な魂。
輪廻転生して、また、どこかで。
ゲームを2時間ほどやりこむと、それなりに元気になります。
先のことより今を生きることの方が大事ですよね。